1週間のインターンシップ意味がある?(2023年11月21日)
先日のストラのつぶやきでも取り上げたインターンシップに関してちょっと触れたい。今はどこもかしこも企業がインターンシップを数日かけて行っている。
政府が定める現行の就職活動日程ルールを前提に、インターンシップにおいて学生は企業の実務を必ず体験すると定義づけられているものの、1日で企業の実務を体験することなんて不可能だと思う。
どうしても就職活動日程ルールに基づいているため、企業が「インターンシップと採用活動は関係ありません!」といったところで、学生は採用につながってしまうのではないか、と心配をしてしまうのも理解できる。
外資系企業の人事で本当の意味でのインターンシップを行っていた私からすると、日本で行われているインターンシップは、採用活動の一環だよね、と思ってしまう。
もともとインターンシップは海外で行われているが、海外の大学では、自分の研究内容に基づいて、勉強の一環で企業にインターンシップを経験する。そのため、半年から1年近く企業で学ぶ学生が多い。
インターンシップが卒業条件に入っている大学も多い。インターンシップ終了後、自分が何を企業で学んだのか、自分の研究がどのように世の中に役に立つのかを論文にさせる大学もあるぐらいだ。
実地で体験することで、自然と就業とは何かを学ぶことができるようになり、ビジネススキルも身につく。
以前、ドイツの大学の学生をインターンシップとして受け入れたことがあったが、愕然とした。私がある題材に関してパワーポイントでの資料作成を頼んだところ、社会人2-3年目の人よりも的確なものを作り上げたのだ。
学生のうちから長期間企業での就業体験をすることで、自然に身に着けたスキルだと彼は言っていたが、これでは、日本の学生との差は広がる一方だよね、と「このままではまずい!」と慌てたのを今でも覚えている。
海外の大学で行っているようなインターンシップをするには、企業以上に大学側もかなり考え方を変える必要がある。就職活動に関して大学側はいろいろと思うところがあるとよく聞く。
学業につながるインターンシップを行う意味でも、是非大学側にも考えていただきたいと思う。
インターンシップに関するお問い合わせはストラヴィスタ(contact@stravista.jp)まで(学生の皆さんからのお問い合わせも大歓迎です)
インターンシップ #就職 #卒論 #キャリア #大学 #採用 #ストラヴィスタ #stravista



